タンク加熱時間計算ツール

プラント・プロセス設計向けエンジニアリング計算ツール · 最終更新: 2026年3月

t = m × Cp × (T₂ - T₁) / Q を用いてタンク内液体の加熱時間を計算します。液体質量・比熱・目標温度差・供給熱量から加熱完了時間を求めます。バッチ反応器・溶融設備・加熱タンクの運転計画に活用します。

タンク加熱時間計算器

タンク内の液体を均一に加熱する場合の所要時間を計算します。実際の加熱プロセスでは熱損失も考慮が必要ですが、この計算では理想的な断熱条件での概算値を求めます。

計算式

t = m × Cp × (T₂ − T₁) / Q_heater

  • m: 液体質量 [kg]
  • Cp: 比熱 [kJ/kg·K](水: 4.18, 有機溶媒: 1.5〜2.5)
  • T₁, T₂: 初期・目標温度 [°C]
  • Q_heater: 加熱能力 [kW]

主な流体の比熱

  • 水: 4.18 kJ/kg·K
  • エタノール: 2.44 kJ/kg·K
  • トルエン: 1.70 kJ/kg·K
  • 鉱油: 1.8〜2.1 kJ/kg·K

関連: 熱収支計算器 / 飽和蒸気物性計算器

よくある質問

加熱中の熱損失は考慮されますか?

いいえ。供給熱がすべて液体温度上昇に使われる理想状態を計算します。実際には周囲への熱損失があり、実加熱時間は長くなります。適切な余裕(通常10〜30%)を適用してください。

バッチ反応器の加熱にも使えますか?

はい、バッチ反応器の昇温時間推定に使用できます。ただし加熱中に化学反応が生じる場合、反応熱を別途考慮する必要があります(発熱反応は時間短縮、吸熱反応は時間延長)。

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編集体制
  • 最終レビュー: 2026年3月
  • レビュー: EngiCompute エディトリアルチーム
  • 用途: 予備エンジニアリング検討支援

この計算結果は概算値であり、予備設計・検討用です。詳細設計、法規適合確認、最終的な調達仕様の代替にはなりません。