圧力損失計算ツール

プラント・プロセス設計向けエンジニアリング計算ツール · 最終更新: 2026年3月

配管の圧力損失はDarcy-Weisbach式に基づいて計算します。流量、流体密度・粘度、管径、管長、管の粗さを入力することで摩擦損失圧力を求めます。ポンプ選定・配管設計・システム評価に利用できます。

この計算ツールの用途

配管における圧力損失は、プロセス・配管設計において最も基本的な計算の一つです。 流体が配管内を流れる際、壁面摩擦・乱流・表面粗さにより熱としてエネルギーを失います。 この圧力損失を正確に見積もることは、ポンプ選定、配管径選定、システム全体のエネルギー最適化に不可欠です。

主な用途

  • FEED・基本設計段階での配管設計
  • ポンプ揚程・モーター動力の概算
  • 配管径変更が圧力損失に与える影響の評価
  • 既存配管システムの圧力マージン確認

計算式と方法論

本ツールはDarcy-Weisbach式に基づいており、層流・乱流の単相流に適用可能です:

ΔP = f · (L / D) · (ρv² / 2)

摩擦係数fはレイノルズ数と配管粗さからColebrook式等の相関式で求めます。 この手法は国際的な配管・プロセス設計基準で広く採用されています。

前提条件と制限事項

  • 単相・定常流れ
  • 直管内の十分に発達した流れ
  • 相変化・化学反応なし
  • 継手・バルブの局所損失は別途加算が必要

設計上の注意点

実際の設計では、計算された圧力損失を絶対値として扱うべきではありません。 ファウリング、経年劣化、流体物性の不確実性を考慮した設計マージンを適用します。 許容流速やエロージョンの観点と合わせて検討してください。

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よくある質問

この計算機はどの式を使用していますか?

Darcy-Weisbach式 ΔP = f × (L/D) × (ρv²/2) を使用しています。摩擦係数fはレイノルズ数と相対粗さからMoody線図相関で決定します。

継手の局所損失は含まれますか?

いいえ。この計算機は直管の摩擦損失のみです。バルブ・エルボ・T字管の損失は管継手圧力損失計算器を別途使用し、合算してください。

気体や二相流にも使えますか?

単相非圧縮性流れを前提としています。高マッハ数の圧縮性気体や気液二相流には、別の計算式が必要です。

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編集体制
  • 最終レビュー: 2026年3月
  • レビュー: EngiCompute エディトリアルチーム
  • 用途: 予備エンジニアリング検討支援

この計算結果は概算値であり、予備設計・検討用です。詳細設計、法規適合確認、最終的な調達仕様の代替にはなりません。