オリフィス流量計算ツール
プラント・プロセス設計向けエンジニアリング計算ツール · 最終更新: 2026年3月
ISO 5167に準拠したオリフィス板の流量計算を行います。差圧、流量係数Cd、流体密度、オリフィス径から体積流量・質量流量を算出します。差圧式流量計の設計・校正に活用できます。
オリフィス流量計算とは
オリフィス流量計は、配管内にオリフィス板(孔あき板)を設置し、上流・下流の差圧から流量を算出する代表的な差圧式流量計です。構造が単純で信頼性が高く、石油・化学・ガスプラントで広く使用されています。
計算式(ISO 5167)
体積流量 Q は以下の式で計算されます:
Q = Cd × (π/4) × d² × √(2ΔP/ρ)
- Cd: 流量係数(通常 0.6〜0.65 程度)
- d: オリフィス径 [m]
- ΔP: 差圧(上流圧 - 下流圧)[Pa]
- ρ: 流体密度 [kg/m³]
流量係数 Cd について
流量係数はβ比(オリフィス径/管内径)とレイノルズ数に依存します。実用上は 0.61 前後が多く用いられます。設計時は実機校正値を使用することが推奨されます。
使用場面
- プロセス配管の流量制御・計量
- 蒸気・ガス・液体の流量測定
- 差圧発信器と組み合わせた流量管理
関連計算: 圧力損失計算 / 流量・流速計算
よくある質問
流量係数Cdとは?
Cdは縮流効果を考慮します。実際の流れ断面はオリフィス孔径より小さくなります。シャープエッジオリフィス板の一般的なCd値は0.60〜0.65です。β比とレイノルズ数に依存します。
ガス流量測定にも正確ですか?
気体流量には膨張係数Yの適用が必要です。この計算機は液体流量計算を提供します。気体にはISO 5167 Part 2の膨張係数補正を使用してください。
編集体制
- 最終レビュー: 2026年3月
- レビュー: EngiCompute エディトリアルチーム
- 用途: 予備エンジニアリング検討支援
この計算結果は概算値であり、予備設計・検討用です。詳細設計、法規適合確認、最終的な調達仕様の代替にはなりません。