ノズル補強計算ツール
プラント・プロセス設計向けエンジニアリング計算ツール · 最終更新: 2026年3月
ASME Section VIII UG-37に準拠して圧力容器のノズル開口部補強計算を行います。必要補強面積(A_required)と有効補強面積(A_available:胴体余剰肉厚、ノズル余剰肉厚、補強パッド)を計算し、補強が十分かを確認します。
ノズル補強計算器(ASME UG-37)
圧力容器の胴体に開口部(ノズル)を設ける場合、開口によって除去される金属面積を補強する必要があります。ASME Section VIII Div.1 UG-37では面積置換法で補強量を規定しています。
必要補強面積の計算
A_required = d × tr × F
- d: ノズル内径(補強を除く)[mm]
- tr: 胴体の必要最小肉厚 [mm]
- F: 形状係数(通常1.0)
有効補強面積の算定
- 胴体の余裕肉厚部分
- ノズル管の余裕肉厚部分
- 補強板の面積
- 溶接金属
関連: 胴体肉厚計算器 / 鏡板厚さ計算器
よくある質問
なぜ容器ノズルに補強が必要ですか?
圧力容器胴体の開口部は圧力荷重を担っていた材料を除去します。開口部周囲の残存材料と追加補強で、再分配された応力を担う必要があります。ASME UG-37は十分な面積の確保を要求します。
補強パッドはいつ必要ですか?
利用可能な補強面積(胴体とノズル壁の余剰肉厚から)が必要面積未満の場合に必要です。厚い胴体の小さなノズルは自己補強できることが多く、大きなノズルには通常パッドが必要です。
編集体制
- 最終レビュー: 2026年3月
- レビュー: EngiCompute エディトリアルチーム
- 用途: 予備エンジニアリング検討支援
この計算結果は概算値であり、予備設計・検討用です。詳細設計、法規適合確認、最終的な調達仕様の代替にはなりません。