撹拌動力計算ツール
プラント・プロセス設計向けエンジニアリング計算ツール · 最終更新: 2026年3月
撹拌機の所要動力 P = Np × ρ × n³ × D⁵ を計算します。翼形状に応じた動力数(Np)、流体密度、撹拌回転数、翼径を入力して必要動力を求めます。反応器・タンク撹拌機の選定に利用します。
撹拌機の動力計算
撹拌機(アジテーター)の所要動力を適切に見積もることは、モーター選定とプロセス設計の両面で重要です。動力は無次元の動力数(Np)と流体・翼の条件から算出されます。
計算式
P = Np × ρ × n³ × d⁵
- P: 所要動力 [W]
- Np: 動力数(Power Number)
- ρ: 液体密度 [kg/m³]
- n: 回転速度 [rev/s]
- d: 翼径 [m]
動力数 Np の目安
- ディスクタービン(乱流時): Np ≈ 5
- パドル翼(乱流時): Np ≈ 2
- プロペラ翼(乱流時): Np ≈ 0.35
- アンカー翼(乱流時): Np ≈ 0.5
撹拌レイノルズ数
Re_mix = ρ × n × d² / μ
Re > 10,000で乱流域、Re < 10で層流域とみなします。
関連計算: レイノルズ数計算 / 容器容積計算
よくある質問
動力数Npはどう決定しますか?
Npはインペラタイプとレイノルズ数に依存します。乱流域:ラシュトンタービン ~5、ピッチドブレード ~1.3、マリンプロペラ ~0.35。乱流域(Re > 10,000)でNpはほぼ一定です。
バッフルは考慮されますか?
動力数の値は標準バッフル付きタンク(4枚、幅=T/10)を前提としています。バッフルなしのタンクでは渦巻きが生じ、異なる相関式が必要です。バッフル構成はNpと混合性能の両方に影響します。
編集体制
- 最終レビュー: 2026年3月
- レビュー: EngiCompute エディトリアルチーム
- 用途: 予備エンジニアリング検討支援
この計算結果は概算値であり、予備設計・検討用です。詳細設計、法規適合確認、最終的な調達仕様の代替にはなりません。